2016/07/29

MacでSticky ShiftにするためのKarabinerの設定

SKKを使いはじめました.
そうするとシフトキーを多用するのでもっと楽に入力したくなります.
そこでSticky Shiftです.
「シフトキーを押したまま他のキーを入力する」のではなく,「一度シフトキーを押して離した直後に押したキーが大文字になってくれます.
SKKを使っていなくてもCamelCaseなどの入力がとても楽になります.
左手小指はControlキーのためにありますからね.
全国一千万人のEmacs愛好家にとっては譲れませんよね.

Karabinerに標準でSticky Shiftの設定項目はありませんが,private.xmlを編集することで設定できるようになります.
ただ private.xml の記述方法がわかりづらかったので書いておきます.
僕はセミコロンをSticky Shiftにして右シフトをセミコロンにしています.
そのかわりに右シフトをセミコロンに当てています.

~/Library/Application\ Support/Karabiner/private.xmlを編集します.

<?xml version="1.0"?>
<root>
  <item>
    <name>Common</name>
    <item>
      <name>Sticky Shift</name>
      <appendix>Use semicolon to Sticky Shift_L</appendix>
      <identifier>private.semicolon_to_sticky_shift_l</identifier>
      <autogen>
        --KeyToKey-- KeyCode::SEMICOLON, ModifierFlag::NONE,
        KeyCode::VK_STICKY_SHIFT_L
      </autogen>
    </item>
    <item>
      <name>Change Shift_R2Semicoron</name>
      <appendix>Use Shift_R to Semicolon</appendix>
      <identifier>private.dhift_r_to_semicolon</identifier>
      <autogen>--KeyToKey-- KeyCode::SHIFT_R, KeyCode::SEMICOLON</autogen>
    </item>
  </item>
</root>

これでKarabinerでSticky Shiftをチェックできるようになります.
SKKを使っていなくてもSticky Shiftは便利なので是非設定しましょう.


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